「動物」をテーマにした映画はこれまでにも人気を誇ってきた。例えば、日本映画「ハチ公物語」が大ヒットしたことは言うまでもなく、2017年の米映画「僕のワンダフル・ライフ」も中国で興行収入が6億元に達した。動物をテーマにした映画には、多くの人の心の琴線に触れる独特の魅力があるからだ。しかし、中国の映画を見ると、これまでにも動物をテーマにした作品はあったものの、大ヒット作品はなかった。「小狗■瓶(Find My Way Home、■は女へんに乃)」、「監獄犬計劃(Hello My Dog )」などの興行収入は100万元ほどにとどまり、「忠愛無言(Love Without Words)」は口コミは良かったものの、人気俳優が出演していなかったこともあり興行収入は2500万元にとどまった。また、昨年9月に公開された「小Q」は興行収入は1億元を超えたものの、公開した時期が悪く、国慶節(建国記念日、10月1日)に合わせて大作映画が続々と公開されると、「腰折れ」してしまった。
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