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2007年5月3日、エジプトの保養地、シャルムシェイクで開催されている「イラク国際契約会議」に出席した中国の楊潔チ外相は、イラク政府の対中債務については全額免除の方向で検討する意向を表明した。
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2007年5月3日、エジプトの保養地、シャルムシェイクで開催されている「イラク国際契約会議」に出席した中国の楊潔チ外相は、イラク政府の債務については全額免除の方向で検討する意向を表明した。ただし、イラクから出されている債務減免要求に対しては、大幅に免除する方針だが、パリクラブ合意に沿った友好的な話し合いによる解決を望む、と釘を刺した。
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同外相はイラクの国際社会との協力関係構築に賛成の意向を示し、イラクの再建にできうる範囲で支援し、経済支援についてまもなく結論を出す、と述べた。
さらに政府は新たな支援策として、イラクの衛生や教育面の物資供給に役立てるため、5000万元(約7億5000万円)の無償援助を今年度中に行うことを明らかにした。(翻訳編集・WF)
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