CRI online 2020年1月13日(月) 22時55分
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中国の王毅国務委員兼外交部長は1月7日から13日にかけて、エジプト、ジブチ、エリトリア、ブルンジ、ジンバブエのアフリカ5カ国を歴訪した。中国の外交部長は過去30年間に渡り、その年の最初の訪問先としてアフリカを選んできた。これは中国外交についての美談と言ってよいだろう。2020年...
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中国の王毅国務委員兼外交部長は1月7日から13日にかけて、エジプト、ジブチ、エリトリア、ブルンジ、ジンバブエのアフリカ5カ国を歴訪した。中国の外交部長は過去30年間に渡り、その年の最初の訪問先としてアフリカを選んできた。これは中国外交についての美談と言ってよいだろう。2020年は中国・アフリカ関係にとって特別な年だ。まず、中国・アフリカ協力フォーラムが発足してちょうど20周年を迎える。また、中国がガーナとマリという伝統的友好国とそれぞれ国交を樹立して60周年だ。
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全世界的な視野で見れば、中国は世界最大の発展途上国であり、アフリカは発展途上国が最も集中する大陸だ。中国とアフリカの協力強化が世界の発展と安定の維持に役立つことは間違いない。近年来、一国主義が流行し、強権政治が台頭し、冷戦思考の残りかすが再び浮上している。そのため、アフリカ諸国を含む広範な発展途上国に大きな被害が出ている。中国とアフリカにとって、意思疎通と協力を強化し、団結の力を出現させ、共通の声を発する必要性は切迫している。
個別の国からは、中国とアフリカの協力を中傷する論調が出ている。これに対して、王毅部長が今回のアフリカ訪問中に特に強調したのはまず、中国は政治上の道義を貫き経済面ではウィンウィンの原則を守る、正しい「義」と「利」の観点を堅持していることだ。王部長はさらに、中国は一貫して内政に干渉せず、政治的条件を設けず、相手を無理強いすることをせず、一貫してアフリカ側の声を重視して耳を傾け、アフリカ側の意向を尊重し、アフリカ側の必要に対応しているなどと論じた。
アフリカには、「一人で行く者は速く進むが、皆で行く者は遠にまで達する」とのことわざがある。王毅部長の今回のアフリカ訪問では、非常に印象深いシーンがあった。王部長はブルンジの空港に到着した際に、情熱的に歓迎する人々の中に入って行き、ブルンジの伝統的なドラムを即興的に叩いたのだ。この喜びを爆発させた強烈なドラムの音こそが、新たな1年の中国・アフリカ協力が希望に満ち、中国・アフリカ関係が新たな発展のチャンスを迎え、手を携えて協力する中国とアフリカが、世界の新たな容貌を大きく形づくっていくことを物語っている。(CRI論説員)
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