13日午後5時36分頃、中国青海省西寧市の赤十字医院前バス停で道路が陥没し、多くの負傷者や行方不明者が出た。14日付で中国メディア・環球時報が伝えた。

事故はバスが停止した直後に発生。前方の道路が陥没し、バスは乗客らとともに転落した。その数秒後に陥没はさらに広がった。地面にできた穴の中からは大きな火花が上がり、煙が立ち込めた。

記事によると、西寧市は事故後、現場付近のガスや電気などの供給を止めた上で救護活動に当たった。同市の人民政府新聞弁公室と緊急管理局連合は14日午前3時15分に2度目の会見を開き、行方不明者の数が事故直後に発表した8人から10人に増加したこと、救援・捜索活動が依然として続いていることなどを説明した。

青海省の赤十字病院は15人の負傷者を治療している。負傷者らの容態は安定しているという。（翻訳・編集/岩谷）