Record China 2020年1月16日(木) 15時20分
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タイで開催中のサッカーのU-23アジア選手権で、日本が審判の不可解な判定によって退場者を出し、PKを献上するシーンがあった。資料写真。
タイで開催中のサッカーのU-23(23歳以下)アジア選手権で、日本が審判の不可解な判定によって退場者を出し、PKを献上するシーンがあった。
すでに2連敗し、グループリーグ敗退が決まっている日本は、15日に行われた第3戦でカタールと対戦。前半アディショナルタイムに、MF田中碧がボールをキープしようと伸ばした右足が相手選手の足に接触。ボールには田中の方が先に触れていたものの、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)の結果、レッドカードが提示された。
数的不利となった日本は73分に小川航基のミドルシュートで先制するが、76分に微妙な判定でPKを献上。ここでもVARで確認が行われたが覆らず、これを決められて同点に追いつかれた。結局、試合は1-1のドローに終わった。
2つの判定について、中国のネットユーザーからは「本当に不当だ」「全く訳が分からない判定」「カタールは一体いくら支払ったのか」「PKを取られたシーンは、明らかにカタールの選手が日本の選手を蹴っている」など、日本を擁護するコメントが寄せられている。
一方で、同日にイランと対戦した中国も「疑惑の判定」に泣かされた。85分のイランの攻撃で、右サイドからのアーリークロスに飛び込んだイランの選手が大きなアクションで倒れて転がると、主審はPKを指示。VARでも判定は覆らず、これを決められた中国はそのまま0-1で敗れた。
中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でサッカー情報を発信するアカウント・微博足球は、「論争を呼ぶPK!」と題して映像と共に敗戦を伝えた。ネットユーザーからは、「このPKはブラックだ」「完全にダイブ(わざと倒れ込む)だろう」など、判定に対する不満の声が上がった。一方で、敗戦については「いつも通り安定している」「正常だ」「イランに勝つことを期待しちゃダメ」など、順当な結果であるとの意見が大半を占めている。中国は3戦全敗、無得点でグループリーグ敗退となった。(翻訳・編集/北田)
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