文大統領の不支持率が支持率を上回る、「前法相擁護」発言が影響?

Record China    2020年1月20日(月) 11時20分

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17日、韓国・世界日報によると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が不支持率を下回った。写真は文大統領(韓国大統領府Facebookアカウントより)。

2020年1月17日、韓国・世界日報によると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が不支持率を下回った。

世論調査会社・韓国ギャラップが14~16日に全国の満18歳以上の男女1000人を対象に実施した調査結果によると、文大統領が「職務をよく遂行している」という肯定的な評価は45%にとどまった一方、「よく遂行していない」という否定的な評価は46%に達した。ただ、ギャラップは「肯定・否定評価間の格差は、誤差範囲内だ」とし「昨年はずっと肯定・否定評価とも40%台で抜きつ抜かれつの状態が続いており、今年も似たような状態が続いている」と説明したという。

肯定的評価の理由に挙がったのは、「検察改革」(11%)、「外交をよくやっている」(10%)、「最善を尽くしている・一生懸命やっている」(7%)、「全般的によくやっている」(7%)、「福祉拡大」(5%)、「北朝鮮との関係改善」「積弊清算・改革の意思」「前政権よりいい」(4%)など。

否定的評価の理由は、「経済・民生の問題解決不足」(26%)、「全般的に不足」(14%)、「独断的・一方的・不公平」(8%)、「北朝鮮関係重視・親北傾向」「人事問題」(7%)、「検察圧迫」「不動産政策」(以上5%)など。

記事によると、文大統領が年頭記者会見で尹錫悦(ユン・ソクヨル)検察総長に関して高圧的な発言をしたことや、チョ・グク前法相について「これまで経験した苦難だけでも私は非常に大きな負い目を感じている」などとかばうような発言をしたことなどが支持率に悪影響を及ぼしたと、一部では見られているという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、文大統領の前法相に関する発言についてのコメントが多く寄せられている。「(前法相に関する発言は)人間的な発言でいいんじゃないの?」という肯定的な声も寄せられているものの、「人間的でも非人間的でも、公と私を分けられなかったのは罪だ」という反論や、「一国の大統領が公的な記者会見で言うことではないと思う」「負い目を感じるなら自分でどうにかすべき。国民に背負わせるな」「大統領を辞職したら、チョ・グクの執事にでもなって借りを返せば?」「犯罪者を擁護する指導者は必要ない」などの厳しいコメントが多く上がっている。(翻訳・編集/麻江)

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