2013年10月4日、アクションスターのジャッキー・チェンの総資産を息子で俳優ジェイシー・チャン（房祖名）が継承し、婚外子である娘には財産分与される気配がないと香港メディアが報じている。旺報が伝えた。

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ジャッキーの総資産は、20億香港ドル（約250億円）とも、22億香港ドル（約280億円）とも言われる。香港メディアによると、彼の資産を作り上げ、個人事務所「JCグループ」を運営し、さらに最新作「ライジング・ドラゴン」はじめ映画の実質的なプロデューサーを務めているのが、妻で元女優ジョアン・リン（林鳳嬌）。「JCグループ」は映画制作大手として影響力を持っているが、ジョアンはジェイシーを取締役の1人に加え、ゆくゆくは継承させる意向のようだ。

ジャッキーには、1999年に女優エレイン・ン（呉綺莉）との間にできた娘エッタ・ン（呉卓林）ちゃんがいる。これまでジャッキー父子はメディアの前で正面から語ったことはないが、彼女の存在がジャッキー一家にとって頭の痛い問題になっている様子。ジェイシーも、エレイン母子の話題については、「母を苦しめたくないので、聞かないでほしい」とメディアに懇願するほどだ。香港メディアによると、ジャッキーの資産を一手に管理しているジョアンには、エッタちゃんに財産分与する意思は見られないという。

ジェイシーによると、母ジョアンの日常は、「JCグループ」の運営、ジャッキーのマネジメント業務、映画プロデューサーの仕事などで、膨大な数字とにらめっこの日々だという。加えてエレイン母子の事情や、ジャッキーの度重なる失言騒動などもあり、「白髪が増えるばかり」と、母の苦労について語っている。（翻訳・編集/Mathilda）