集合時間の守り方1つみても、「日本人と中国人の教養の差は歴然」=在米台湾人ガイドが体験談―中国紙

Record China    2013年10月7日(月) 12時58分

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6日、南方都市報によると、米国の旅行会社で働く台湾人女性ガイド・劉芸慧(リウ・イーホイ)さんが、「中国人観光客の素養」について自身の体験談を語った。資料写真。

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2013年10月6日、南方都市報(電子版)によると、米国の旅行会社で働く台湾人女性ガイド・劉芸慧(リウ・イーホイ)さんが、「中国人観光客の素養」について自身の体験談を語った。

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2012年、中国人の海外旅行者は延べ7700万人に達し、中国人観光客の観光消費力は米国を抜いて世界一になった。同時に、中国人観光客のマナーの悪さが世界各国で問題になっている。米紙ニューヨーク・タイムズは先月、中国人観光客を「最も嫌われている観光客」に認定した。その理由には、「いつも大量の現金を所持する」「外国の文化や習慣などを理解しない」「バスの乗り降りにも秩序がない」「並んで待つという概念もない」などを挙げている。

台湾人ツアーガイド・劉さんは、中国本土からの観光客だけでなく、香港や台湾、日本からのツアーも担当している。彼女の頭痛の種は中国本土人の時間のルーズさだ。ホテル出発の集合時間が来ても、彼らは寝坊していたり、のんびり朝食をとっていたりする。30分の遅刻は当たり前で、ツアー客の部屋を回って催促することもしばしばだという。

その点、日本人のツアー客は集合時間の10分前には全員集まっており、定刻通りに出発できる。これまでに遅刻した日本人は1人もいなかったという。観光バスの中でも、中国人客は菓子の袋や果物の皮などのごみ、読み終わったパンフレットなどをそのまま車内に放置していくが、日本人ツアー客はビニール袋にきちんと入れて持ち帰るため、車内にはごみ1つ落ちていない。

米国を拠点とする作家で、中国評論新聞社の特別コメンテーターの一嫺(イーシエン)氏は、「中国人観光客全員が嫌われ、歓迎されていないというのは正確ではない。しかし、一部の中国人観光客のマナーに欠ける行為が、全体のイメージを損ねているのは確かだ」と語っている。(翻訳・編集/本郷)

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