新型コロナウイルス肺炎で“中国版紅白”も対策に大わらわ!地方会場ではライブ中継を急きょ中止へ

Record China    2020年1月24日(金) 12時50分

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新型コロナウイルスによる肺炎の拡大が続く中、国営テレビが毎年放送する“中国版紅白”の現場でも対策に追われている。ライブ中継を予定していた2会場について、録画に変更することが急きょ発表された。

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湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の拡大が続く中、国営テレビが毎年放送する“中国版紅白”の現場でも対策に追われている。ライブ中継を予定していた2会場について、録画に変更することが急きょ発表された。

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国営テレビの中央電視台(CCTV)が旧暦の大みそかに生放送する「春節聯歓晩会」(略称:春晩)は、“中国版紅白”とも呼ばれる人気番組。近年は世界150以上の国・地域で、400を超えるメディアが放送し、昨年の視聴者数は全世界で11億7300万人と発表されている。今年は24日の夜8時(現地時間)から番組がスタートする予定だ。

新型コロナウイルスによる肺炎の拡大が続く中、この毎年恒例の人気番組も急きょ対策を打ち出している。毎年、北京のメイン会場と地方の会場を結んで放送されているが、今年の地方会場に決まっていた河南省鄭州市、および広東省珠海市の港珠澳大橋からのライブ中継を取りやめ、録画方式にすると発表されている。

23日にはメイン会場でリハーサルが続いたが、出演者たちはそれぞれマスクで顔を覆い、万全の装備で会場入り。当日は大勢が集まる予定の観客席でも、大勢の作業員たちが消毒作業を行う様子が見られた。

なお、地方会場のライブ中継の取りやめを発表したCCTVに対して、ネット上では支持の声が多い中、国営テレビとして農村へ向けて呼び掛けを求める声も多数上がっている。旧正月には新年の挨拶や会食のため、親戚や友人の家々を回る伝統が根強いことから、「今年は控えるよう宣伝を徹底してほしい」「家族が言っても聞かないのでCCTVが放送してほしい」といった要望がネット上で多く見られる。(Mathilda

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