武漢にとどまる日本人、その理由に中国ネット「感動!」「本当に敬服する」

Record China    2020年1月31日(金) 14時0分

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中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎が拡大する中、中国版ツイッター・微博である日本人教授に対して称賛の声が上がっている。写真は武漢市。

中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎が拡大する中、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)である日本人教授に対して称賛の声が上がっている。

日本在住の中国人ネットユーザーは30日、HBC北海道放送の番組「今日ドキッ!」が取り上げた札幌出身の日本人教授・津田賢一さんを紹介。武漢の華中農業大学で教えている津田さんは、新型肺炎の広がりを受けて邦人が続々と帰国する中、自身は現地にとどまる決断をした。津田さんは同番組の取材に対して、「僕の研究室には中国人の学生たちがいる。僕の立場だと、中国人の同僚や部下を残して日本に帰れない」などと語った。

同ユーザーの投稿には、250件を超えるコメントと3000を超える“いいね”が付いている。寄せられたコメントで代表的なのは、「なんてことだろう。とても感動した!」「これを見て、武漢は孤独じゃないんだと感じた」「この方には本当に敬服する。一番苦しい時に素晴らしい人間性を示すことは人に力を与える」「尊敬する。でも、帰国したとしても見捨てたことにはならないよ」「この教授に感謝。みんなで一緒に乗り切ろう」などだ。

新型コロナウイルスをめぐる中国のネットユーザーの反応は、日本に好意的なものが多い。背景には、日本政府や地方自治体、民間からマスクなどの支援物資が送られたことのほか、日本各地の店で中国を応援するメッセージが掲げられている様子がメディアやネットを通じて伝えられたことがある。(翻訳・編集/北田

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