Record China 2013年10月9日(水) 19時20分
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9日、5年連続でノーベル文学賞のオッズで1番人気となりながら、毎年受賞を逃している村上春樹氏は、「最も悲しい候補者」と呼ぶことができる。
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2013年10月9日、5年連続でノーベル文学賞のオッズで1番人気となりながら、毎年受賞を逃している村上春樹氏は、「最も悲しい候補者」と呼ぶことができる。村上氏と莫言(モーイエン)氏は昨年、ノーベル文学賞の受賞を巡るオッズで火花散る駆け引きを展開した。最終的にノーベル文学賞を受賞したのは、莫言氏だった。華西都市報が伝えた。
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今年もノーベル賞選考シーズンとなった。ノーベル賞の公式サイトが発表した情報によると、スウェーデンの選考委員会は2013年の重要な各賞のリストを発表した。注目を集めている「ノーベル賞ウィーク」が、これによりスタートしたことになる。経済危機の影響を受け、2012年の賞金は1000万スウェーデンクローナ(約1億5000万円)から800万スウェーデンクローナ(約1億2000万円)に減額された。今年の具体的な金額についても、現時点では公表されていない。
◆村上氏が再びオッズで首位に
ノーベル文学賞の発表時間は一般的に10月の木曜日とされており、そのため10日か17日の発表が濃厚とされている。発表時間は明らかにされていないが、ノーベル文学賞の受賞者を巡る予想が、カウントダウン前の盛り上がりを見せている。莫言氏の受賞を予想し名を上げた英ブックメーカー・ラドブロークス社の最新のオッズでは、日本人作家の村上氏が1番人気となっている。しかし村上氏は2012年の同オッズで莫言氏をリードしていたが、最終的に受賞を逃した。
文学評論に長年従事している復旦大学国文学科教授の厳鋒(イエン・フォン)氏は、本紙のインタビューに応じた際に、「私個人は村上氏の作品のファンで、その文学的な純度については異議を挟むことができない。しかし村上氏の受賞の可能性は低いと言わざるを得ない。村上氏の小説は通俗的で大衆的な流行小説と見なされやすく、選考委員会の好みに合わないかもしれない」と語った。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)
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