精神科病棟に入院中の男性が両目をえぐり出す、病院側は自傷行為と主張―広東省茂名市

Record China    2013年10月10日(木) 13時59分

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9日、広東省の病院に精神疾患で入院中の男性患者が自分の両目をえぐり出した。病院側は患者の自傷行為と主張するが、患者の家族は病院側の責任を追及している。

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2013年10月9日、人民日報(電子版)によると、広東省の病院に精神疾患で入院中の男性患者(67歳)が、自分の両目をえぐり出したという。病院側は患者の自傷行為と主張するが、患者の家族は病院側の監督責任を追及している。

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「両目を自分の手でえぐり出した」とされる男性患者は、広東省茂名市第三人民医院に入院中の黄さん。先月異常な行動を取るようになり、家族が同病院に送り込んだ。今月3日、黄さんの家に病院から電話連絡があり、「黄さんが自分で両目をえぐった。適切な処置を受けるために高州市人民医院に移送した」と伝えた。黄さんに生命の危険はないが、誰が両目をえぐったかについては明らかにしていない。

第三人民医院は「黄さんは精神疾患があるため、監視病棟に入院していた。同室の患者8人は拘束処置を受けていたことから、黄さん自身が両目を取り出したと考えられる」と主張。黄さんの家族はこの説明を不服としている。第三人民医院は当直医師・看護師の職務評価や監督体制に不備があるとして、精神科主任と看護師長1人を免職処分にし、衛生部と公安部に黄さんの事件を報告している。(翻訳・編集/本郷)

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