Record China 2020年1月31日(金) 13時20分
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中国湖北省武漢市を中心に感染が広がっている新型コロナウイルス肺炎の対応活動への支援として、サッカー中国代表の李鉄監督が、武漢市慈善総会に100万元(約1500万円)を寄付した。写真中央が李鉄監督。
2020年1月29日、中国湖北省武漢市の共産党機関紙、長江日報(電子版)によると、同市を中心に感染が広がっている新型コロナウイルス肺炎の対応活動への支援として、サッカー中国代表の李鉄(リー・ティエ)監督が、武漢市慈善総会に100万元(約1500万円)を寄付した。
李鉄氏は、代表監督だったマルチェロ・リッピ氏の辞任表明を受けて昨年12月の東アジアE-1選手権で暫定的に指揮を執り、今年1月2日に正式に就任した。
李鉄氏は現役時代、中国代表の中心選手として02年日韓W杯に出場し、イングランド・プレミアリーグのエバートンやシェフィールド・ユナイテッドなどでもプレー。引退後は、中国スーパーリーグ(1部)の広州恒大や中国代表のアシスタントコーチを務めた。監督としては17年から中国甲級リーグ(2部)の武漢卓爾を率い、18年シーズンに1部昇格を果たした。
李鉄氏は、長江日報の取材に、「武漢で仕事した2年余り、この街は私にたくさんのことを与えてくれたので、自分もできる限りのことをしたい。武漢の人々がこの感染症との闘いに勝利するのをサポートしたい。武漢は必ず勝てる」とコメントした。
李鉄氏のウェイボー公式アカウントには、「ありがとう」「さすが鉄兄」「武漢頑張れ」「団結こそ力、この力は鉄」などの声が寄せられていた。(翻訳・編集/柳川)
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