Record China 2013年10月12日(土) 21時48分
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7日、中国・西安市内にある観光地では、ペットボトルの空き瓶やごみを指定の場所に持ち込むとミネラルウオーターと交換する「ごみ回収システム」を導入している。資料写真。
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2013年10月7日、仏華字メディア・欧洲時報網は「人々を善に導く革新的方法」と題した記事を掲載した。8日付で中国新聞社が伝えた。
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国慶節の大型連休期間中、中国陝西省西安市臨潼区にある有名な観光地・華清池では、観光途中で発生したペットボトル、お菓子や果物、ビニール袋などのごみを指定の場所に届けると、ミネラルウオーターと交換する「ごみ回収システム」を導入した。
これまで中国が国民のマナー向上のために実施してきた方法は教育や指導が主だった。「花や草木を守るのは人々の務め」「人々は私のため、私は人々のため」といった標語を目のつく場所に設置して、国民を教育してきた。また、タバコやごみのポイ捨てといったマナー違反行為に罰金を科す方法もあるが、効果の程度や実施の徹底に疑問の余地が残る。
今回の華清池の「マナーにごほうび」方式は、観光客に自主的な行動を促す画期的なやり方だ。観光客が残していく大量のごみを回収するには膨大な経費がかかる。それに比べてミネラルウオーター1本のコストはごくわずかでしかない。
ごみのポイ捨てや座席をめぐってのけんか、無断で花を摘む、木の枝を折る、動物を虐待するなど、中国人観光客のマナーを批判するニュースが後を絶たない。今回、華清池が行った回収方式は非常に効果的であり、今後各地に広まってほしいものだ。(翻訳・編集/本郷)
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