2013年10月11日、韓国の聯合ニュースによると、韓国法務部が国会に提出した資料で、朴槿恵（パク・クネ）大統領就任後4人の北朝鮮スパイが逮捕されていたことが分かった。この10年では計49人の北朝鮮スパイが韓国当局に拘留されている。国際在線が伝えた。

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北朝鮮スパイの拘留は李明博（イ・ミョンバク）前大統領就任期間中（2008〜2013年）が31人と最も多く、盧武鉉（ノ・ムヒョン）元大統領時（2003〜2008年）はわずか14人だった。李明博氏就任後に北朝鮮スパイが激増した理由としては、同氏就任後に韓国・北朝鮮関係が急速に冷めたことによるものと、韓国民主党議員の瀋載権氏は考えている。また、韓国海軍哨戒艦「天安」沈没事件など韓国の安全を揺るがす事件が頻繁に発生したことを受け、スパイ活動が活発になったため、李明博政府がスパイ取り締まりを強化したと考える分析もある。

逮捕された北朝鮮スパイのうち、国家安全保衛部のスパイが10人と最多で、次いで偵察総局が5人、保衛司令部が3人、朝鮮労働党対外情報調査部が1人だった。（翻訳・編集/中原）