土地不足と不動産価格高騰が問題に、大規模な地下都市建設を検討―香港

Record China    2013年10月13日(日) 8時40分

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10日、土地不足と不動産価格高騰に苦しむ香港。その解決策として大規模な地下都市建設が検討されている。写真は香港。

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2013年10月10日、ロイターによると、土地不足に悩む香港で地下都市建設が検討されている。参考消息(電子版)が伝えた。

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狭い土地に700万人超の人口がひしめく香港。単に土地が狭いわけではない。居住区域は香港全土のわずか30%足らずで、狭い土地のさらにごく一部に人口が集中している。他の地域は緑化帯、農村公園、森林、湿地などになっている。

農村公園は香港人が愛する観光地であり、自然動物保護にも重要な役割を果たしている。これ以上開発することは難しい。海の埋め立ても選択肢の一つだ。すでに6800ヘクタールの埋め立て地があり、190万人の住宅を供給している。しかし景観を守るためにビクトリア湾など中心部での埋め立ては制限されており、近年、埋め立てのペースは明らかに減少している。

深刻な土地不足とそれに伴う不動産価格高騰という問題を解決するべく、香港当局は今、地下都市建設を検討している。商店、歩行者用通路、スポーツ施設、さらには墓地までも地下に作れないかと検討が進められている。(翻訳・編集/KT)

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