CRI online 2020年2月4日(火) 11時30分
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工業情報化部は2日の記者会見で、新型コロナウイルスによる肺炎の感染予防と抑止に必要な医療物資の状況について説明しました。同部の報道官である運行監測協調局の黄利斌局長は「2月1日現在、中国の医療用防護服の1日あたりの生産量は2万枚に達し、そのほとんどが湖北省、特に武漢市を中心とす...
工業情報化部は2日の記者会見で、新型コロナウイルスによる肺炎の感染予防と抑止に必要な医療物資の状況について説明しました。同部の報道官である運行監測協調局の黄利斌局長は「2月1日現在、中国の医療用防護服の1日あたりの生産量は2万枚に達し、そのほとんどが湖北省、特に武漢市を中心とする地域に提供されている。今後も医療物資を確保するための複数の措置を取っていく」と述べました。
黄報道官は、感染者が最も多い湖北省で緊急に必要とされる医療用防護服やマスクなどの提供について、「2月1日夜24時の時点までに、国内企業から湖北省へ出荷された防護服の数は13万6000着に、N95マスクは13万4000箱(袋)になった。これらの物資は湖北省の対策指揮グループに引き渡された後で分配される」と明らかにしました。
また、医療用の防護服、N95マスク、メガネといった重要な医療物資の供給が不足していることについて黄報道官は「対策としては、第一に、連携を強化することによって中央の備蓄を感染者の多い地域に送る。第二に、重点企業の生産力を活用して生産量を増やし、各企業へ送った特派員の役割を十分に果たすことで原材料や部品などの問題解決を支援する。第三に輸出基準と国内基準のマッチングを推し進めることで、輸出用の商品を使用することを促していく。そして第四に、国際協力を強化し、海外からの輸入を通じた問題解決をしていく」と示しました。(提供/CRI)
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2020/2/4
2020/2/2
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