2020年2月6日、中国の動画アプリ梨視頻の微博（ウェイボー）アカウントは、新型コロナウイルス対策で、着ぐるみを着て外出する人について紹介した。

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梨視頻によると、中国遼寧省大連市で5日、中年女性が娘に買ってもらったクリスマスツリーのエアー着ぐるみを防護服として着て外出した。この娘によると、母親は医療用マスクも着用。お笑いやウケ狙いではなく、安全面を考慮してのことで、梨視頻はその様子を撮影した動画も紹介している。

しかし、「防護服は病人と近距離で接する必要のある医療関係者が着るもので、一般の市民が着る必要は全くない」と医師は指摘。着ぐるみを防護服とすることは隔絶作用があるとはいえ、やはりウイルスを持ち込む可能性はあり、市民はマスクと手洗いをするだけで十分だと説明した。

これを見た中国のネットユーザーから「ハハハ！なんてかわいいんだ」「このおばちゃんはすごい！」「小さなバッグを持って歩くところがかわいいね。ハハハ！」「街中がこういう人ばかりになったらと想像してみよう」などのコメントが寄せられた。

一方、「別にいいけど、必要性はないね」「接触面積が大きすぎる。ウイルスを家に持ち帰りやすくなっているだろ」などの指摘もあった。（翻訳・編集/山中）