Record China 2020年2月17日(月) 20時40分
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16日、上観新聞は、新型コロナウイルスに対して日本人は「あまりにも楽観的だ」とする中国人留学生の話を紹介する記事を掲載した。写真は商品が完売しているマスク売り場。
2020年2月16日、上観新聞は、新型コロナウイルスに対して日本人は「あまりにも楽観的だ」とする中国人留学生の話を紹介する記事を掲載した。
記事は、15日夜の時点で日本国内の新型コロナウイルス感染確認者数が338人に達したと紹介。一方で、16日には東京都青梅市をはじめとする全国で市民マラソン大会が予定通り行われたと伝えた。
そのうえで、日本に来て半年、東京の語学学校に通い、ラーメン店でアルバイトをしているという中国人留学生・李(リー)さんの話を紹介。李さんは「日本人ははっきり言って楽観的すぎる」と語り、「新型コロナウイルスの感染拡大よりも花粉症のことを心配しており、そのために日本でもマスクの売り切れが続出している」との見方を示した。
また、「私は渋谷にあるラーメン店で働いていて、自分以外の従業員は全員日本人。ウイルス感染拡大が報じられてから数日は店の人もみんな話を聞いて、マスクを着用するなど感染対策を念入りにしていた。でも、自分が半月の休みから戻ってみると、誰もマスクをしていなかった。いくら勧めても『大丈夫』の一点張り。結局自分だけマスクをしている状態だ」と語ったという。
また、ラッシュ時の地下鉄に乗車した際、マスクをしていない年配の男性がくしゃみをし、その飛沫(ひまつ)を頭にかぶる体験をしたと告白。「マスクだけじゃなくて、ゴーグルもなくてはダメだ」と思い、下車してすぐにゴーグルを手に入れたことを明かした。
そして、「日本では今、観光地、商業施設、学校、交通が全ていつも通りに動いている。日本の政府には現在の厳しい状況をもっと注視して、措置を講じてほしい」と話した。(翻訳・編集/川尻)
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