Record China 2013年10月17日(木) 12時4分
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16日、中国映画界を代表するチャン・イーモウ監督の一人っ子政策違反疑惑について、報道から半年が過ぎても何も進展していないことが明らかになった。写真はチャン・イーモウ監督。
2013年10月16日、中国映画界を代表するチャン・イーモウ(張芸謀)監督の一人っ子政策違反疑惑について、報道から半年が過ぎても何も進展していないことが明らかになった。中国新聞網が伝えた。
チャン監督に「少なくとも7人の子供がいる」として、一人っ子政策違反疑惑が浮上したのは今年5月のこと。有名人の違反行為として一気に世間の関心を集め、発生する罰金は1億6000万元(約26億円)に上ると言われた。この疑惑が浮上してから、監督が在住しているとされる江蘇省無錫市では、人口・計画生育委員会が調査を開始。しかし、調査の進展状況を追い続けている日刊紙・成都商報の調べで、約半年が過ぎても何も分かっていないことが明らかになった。
成都商報によると、同委員会が「調査中」「回答が上がってこない」という答えを繰り返すのは、5月以降ずっと同じ。インタビューを申し入れても、委員会内をたらい回しにされるだけだという。世間の関心も薄れつつあるこのスキャンダルだが、いつになったら結果が発表されるのか不明のままだ。
報道が浮上した当時、チャン監督はメディアの前に姿を見せず、雲隠れが報じられた。6月には映画会社・楽視影業(Le Vision Pictures)との契約調印式に登場し、ハリウッドとの合作プロジェクト起動が話題に。さらに現在は、コン・リー(鞏俐)を起用した歴史大作「帰来」を撮影中。順調な仕事ぶりを見せるものの、この問題については終始沈黙を貫いている。
中国メディアによると、監督と内縁関係にあり、子供たちの母親とされるのが陳[女亭](チェン・ティン)さんという女性。報道が浮上した5月以降、彼女がぱったりと姿を見せなくなったのも、疑惑の根の深さを感じさせる理由の一つだ。(翻訳・編集/Mathilda)
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