新型コロナウイルス、4月ごろの終息に期待=呼吸器疾患の権威が見解―中国メディア

Record China    2020年2月12日(水) 11時50分

拡大

中国で呼吸器疾患の権威として知られる鍾南山氏は11日、「新型コロナウイルスによる肺炎のピークはおそらく2月中旬~下旬に訪れる。4月ごろには終息することが期待される」と語った。写真は武漢市。

中国で呼吸器疾患の権威として知られる鍾南山(ジョン・ナンシャン)氏は11日、ロイター通信の取材に対し、「新型コロナウイルスによる肺炎のピークはおそらく2月中旬~下旬に訪れる。4月ごろには終息することを望む」と語った。12日付で中国メディア・第一財経が伝えた。

鐘氏はこのほか、中国の一部地域ではすでに感染者数の増加の勢いが収まってきていると指摘。また、ピーク時期などの予測は既存の数理モデルや最新の感染状況、ならびに政府の対策状況を基に算出したものであるとしつつ、「われわれには、なぜ今回のウイルスがこれほどの感染力を持つかが未だ分かっていない。これこそが大きな問題だ」と論じた。

鐘氏の見解に対し、中国のネットユーザーからは「4月に終息する望みがあるというのは吉報だ」「そうだ、早く終わってくれ!。こんな生活ではストレスが大きすぎる」といったコメントや、「(4月に終息したとしても)2020年、国民が豊かに暮らすことは難しくなるだろうなあ」「この数カ月間は収入がゼロ。これからどうしよう」「まあ、ひとまずは生き残っただけで良しとしよう」といった声が寄せられた。(翻訳・編集/岩谷)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携