国務院は9日、新型コロナウイルスの感染による肺炎の予防と抑制に関する記者会見を開き、一連の最新情報を発表しました。それによりますと、9日までに、国家衛生健康委員会は全国から1万1921名の医療関係者を湖北省に派遣したということです。

【その他の写真】

　また、国家発展改革委員会経済貿易司の陳達副司長によりますと、9日現在、湖北省を除く全国30以上の省・直轄市・自治区では企業が相次いで復業しているということです。7日、全国でマスク生産企業の復業率は73％、医療用マスク生産工場の稼働率は87％、全国重点食糧生産加工企業の復業率は94.6％に達したほか、天然ガスや、電気、石油関連製品の供給は十分確保されており、水路運輸ネットワークは正常だということです。

　さらに、中国疾病予防コントロールセンターの馮録召研究員は記者会見で、新型コロナウイルスの主な感染ルートは近距離の飛沫感染と間接的な接触感染で、エーロゾル(空気中に浮遊する個体・液体・粒子)と糞便による感染は踏み込んで確認する必要があるとの見方を示しました。（提供/CRI）