Record China 2013年10月18日(金) 15時9分
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17日、世界保健機関(WHO)に属する国際がん研究機関(IARC)は、初めて大気汚染ががんの原因になると認定する報告書を発表した。写真は北京。
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2013年10月17日、世界保健機関(WHO)に属する国際がん研究機関(IARC)は、初めて大気汚染ががんの原因になると認定する報告書を発表した。18日付で新京報が伝えた。
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IARCは過去数十年にわたって100万人以上を対象に調査し、「因果関係を説明するのに十分なデータが得られた」としている。報告書によると、大気汚染は肺がんを引き起こし、さらには膀胱がんの発症リスクも高めるという。大気汚染のリスクは年々高まっており、特に人口が密集し、急速に工業発展を遂げた地域で顕著だという。
今回の研究で、大気汚染は発がんリスクの面でたばこ、紫外線、アスベストと同レベルと評価されている。研究所の担当者は、「大気汚染の原因物質はどこにでも存在するもので、避けることが難しい」と話す。
また、ハーバード大学公衆衛生学院のドミニク教授は、「大気汚染ががんを引き起こす確率自体は高くはないが、最も危険なのはそのリスクを完全に回避することが難しいこと」と指摘している。(翻訳・編集/北田)
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