新型肺炎で世界スマホ生産が5年ぶり低水準も、ファーウェイやアップルが市場減速の矢面に―米華字メディア

Record China    2020年2月13日(木) 6時20分

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11日、米華字メディアの多維新聞は、新型コロナウイルスによる肺炎拡大の影響により、2020年第1四半期の世界全体のスマートフォンの生産台数が5年ぶりの低水準になるとの試算が出されたと報じた。資料写真。

2020年2月11日、米華字メディアの多維新聞は、新型コロナウイルスによる肺炎拡大の影響により、2020年第1四半期の世界全体のスマートフォンの生産台数が5年ぶりの低水準になるとの試算が出されたと報じた。

多維新聞によると、ロイター通信は10日付の記事で、「調査機関が公表したリポートによると、新型コロナウイルスの感染が急速に拡大する中、小売店が長期間休業し、生産も完全に再開されていないため、中国のスマートフォン売上高は第1四半期に前年同期と比べ最大50%減少する可能性がある」と伝えている。

ロイター通信はまた、「台湾の調査会社トレンドフォースは10日、世界的なスマホ生産が第1四半期に12%減り、2億7500万台と5年ぶりの低水準になると試算した。中国のファーウェイ米国アップルなどの企業が市場の減速の矢面に立つことになると予測している」「米調査会社カナリスは、中国で大規模なイベントが禁止されていることを踏まえると、スマホメーカーの新製品発売は中止もしくは延期され、メーカーが中国での製品発売ロードマップを変更するには時間がかかることから、5G出荷が抑制される可能性があるとの見方を示している」「カナリスは、第1四半期の中国のスマホ出荷は前年同期と比べ半減すると試算しているが、別の調査会社の米IDCは30%減と試算する」とも伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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