人民網日本語版 2020年2月12日(水) 13時50分
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センザンコウが新型コロナウイルスの潜在的な中間宿主であり、類似度が99%に達するとした最近の研究を受け、中国工程院の陳煥春院士は自らの考えを述べた。写真は武漢市の華南海産物卸売市場。
センザンコウが新型コロナウイルスの潜在的な中間宿主であり、類似度が99%に達するとした最近の研究を受け、中国工程院の陳煥春院士は自らの考えを述べた。中国新聞網が伝えた。
陳氏によると、新型コロナウイルスには多くの中間宿主が存在する可能性がある。センザンコウから分離されたウイルスと人に感染したウイルスの配列の類似度が99%に達している。これは一つまたは複数の遺伝子断片もしくはすべてのゲノム配列の類似性の可能性がある。もし全ゲノム配列の類似性が99%にのぼれば、大きな意義がある。
中国科学院武漢ウイルス研究所の石正麗(シー・ジョンリー)氏は、現在の新型コロナウイルスは雲南省に生息するコウモリのコロナウイルスの全ゲノム配列との相同性が96%にのぼることを確認した。もしセンザンコウが99%に達するならば、参考になる価値がより高い。しかしいずれにしても、この発見は野生動物の飼育を減らし、さらに食用を回避することへの注意を促している。人類が現在まで発見している新たな感染症のうち78%が野生動物と関連しているか、野生動物由来だ。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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