サウジの国連安保理「非常任」辞退、ひそかに喜ぶ日本メディア関係者―中国紙

Record China    2013年10月22日(火) 13時2分

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21日、環球時報はサウジアラビアが国連安全保障理事会非常任理事国への選出を突然辞退すると表明したことについて、日本メディアやジャーナリストの一部が「ひそかに喜んでいる」とする記事を掲載した。資料写真。

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2013年10月21日、環球時報はサウジアラビアが国連安全保障理事会非常任理事国への選出を突然辞退すると表明したことについて報じた。

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非常任理事国に選出された国が24時間をたたずに辞退を表明するのは国連が1945年に発足して以来はじめてのことだ。22加盟国からなるアラブ連盟のアラビ事務局長は20日、「安保理はアラブ諸国に対する責任を果たしていない。過去60年間、パレスチナやシリアを含むアラブ諸国は国連の無能さにより巨大な損失を被ってきた」と述べ、サウジの立場を支持した。

サウジメディアのサイトでも、「勇敢な決定」「サウジの指導者からもたらされた最も歓迎すべきニュース」など、今回の立場を支持するネットユーザーからの書き込みが多数を占めた。

ある日本メディアは、サウジが辞退を正式通告する文書を提出すれば、日本などアジア諸国や中東諸国などがサウジに代わる「アジア枠」の国を選出する運びとなると報じた。また、あるジャーナリストは自身のブログで「5常任理事国は利害衝突が激しく、しばしば米英仏と中ロの対立構図となってきた。このような対立に終止符を打たなければならない。日本はまず非常任理事国に選出され、次に中国を常任理事国から外し、代わりに日本が就任する」とさえ述べている。(翻訳・編集/NY)

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