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24日、リュック・ベッソン監督の最新作「Lucy(原題)」で、ロケ地・台湾について英メディアが「チャイニーズタイペイ」(中国台北)と紹介。台湾で物議を醸している。写真は映画「Lucy」のロケシーン。
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2013年10月24日、リュック・ベッソン監督の最新作「Lucy(原題)」で、ロケ地・台湾について英メディアが「チャイニーズタイペイ」(中国台北)と紹介。台湾で物議を醸している。東森新聞網が伝えた。
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映画「レオン」などで知られるリュック・ベッソン監督の最新作「Lucy」は現在、台湾・台北市でロケの真っ最中。主演には米女優スカーレット・ヨハンソンを迎えている。英デイリー・メール紙はこのほど、この話題作を紙面で紹介。その際、記事の中で「台湾」について「チャイニーズタイペイ」と3回にわたって表記。さらに露出部分が多い衣装を身に付けたスカーレット・ヨハンソンについて、「保守的であるはずの中国で、さらに地方の町にいるのに、このような格好は目立つ上に敵視されるだろう」と伝えた。台湾ではこの報道が瞬く間に広がり、物議を醸している。
台湾・文化部部長の龍應台(ロン・インタイ)氏は報道について、「海外メディアの一部は、政治情勢をよく知らないのだろう。だから不正確な情報を伝えたと思われる。しかし、小さなことにこだわるより、世界に門を広げ、より多くの有名監督にロケに来てもらうことのほうが大切だ」とコメント。台北市映画委員会では、「ロケ班に対し、正確な資料を提供する」と話している。また、台北市文化局の劉維公(リウ・ウェイゴン)局長は、「非常に遺憾に思う。しかし、ロケを迎え入れた本来の目的は、世界中に台北を見てもらうことだ」としている。
主演のスカーレット・ヨハンソンは台湾メディアのインタビューに対し、中国でネット規制されているのは人の自由を奪う行為だと批判。「ネットでの言論にいかなる規制も加えないのが、自由な国だという証」と語っている。(翻訳・編集/Mathilda)
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