中国の都市化、2割近くが立ち退きや取り壊し経験―英メディア

Record China    2013年10月29日(火) 7時10分

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27日、中国政府が推進する都市化政策を受け、農村戸籍保有者である農民の2割近くが強制立ち退きを余儀なくされたことが分かった。写真は立ち退きを拒否する浙江省温嶺市の住民。

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2013年10月27日、英BBC放送(中国語電子版)によると、中国政府が推進する都市化政策を受け、農村戸籍保有者である農民の2割近くが強制立ち退きを余儀なくされたことが分かった。

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清華大学中国経済データセンターが同日発表した中国都市化調査結果によると、中国の非農村戸籍人口は27.6%。過去20年で農村戸籍から都市戸籍への転換者は7.7%増加した。また、立ち退きや住居の取り壊しを迫られた家庭は16%に達したが、立ち退き後の社会保障や就業機会は不十分であることも分かった。

さらに、都市部に移り住んだ農民のうち、7割以上が「故郷に戻って就職する気はない」と回答。特に1980年代生まれの若い世代に顕著で、「帰郷する」と答えた割合は3.8%にとどまった。また、農村戸籍保有者の流動人口のうち、都市部に持ち家がある割合は21.6%にとどまったが、非農村戸籍保有者は79.8%に達した。(翻訳・編集/AA)

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