2020年2月26日、東京五輪開幕が約5カ月後に迫る中、国際オリンピック委員会（IOC）の委員が中止の可能性を指摘したことに、中国のネットユーザーも強い反応を示した。

中国メディア・環球網の微博（ウェイボー）アカウントは26日、AP通信の報道として、IOC委員のディック・パウンド氏の見方を紹介。「新型コロナウイルスによる肺炎の流行が5月下旬に制圧に至っていない場合、20年の東京五輪は延期や他都市開催ではなく中止されるかもしれない」と伝えた。

中国のネットユーザーはこのニュースに続々と反応しており、「日本は長い時間をかけて準備してきた。延期できないの？準備期間が長かったのはアスリートも同じ。4年後には多くの選手が引退してるよ」というコメントには多くの支持が集まった。

この他、「その頃にはどうか収束していますように」と祈る人や「日本頑張れ」とエールを送る人、「今、世界が最初に取り組むべき任務はワクチンの研究。そうすれば間に合うよ」と訴える人も見られた。（翻訳・編集/野谷）