こんな大変な時に…韓国のマスクメーカー、アルバイトの「非衛生的行動」で1万枚以上を廃棄へ

Record China    2020年3月6日(金) 10時50分

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5日、韓国・ニュース1によると、アルバイト男性の「不適切な行動」が物議を醸した韓国のマスクメーカーが、マスク1万枚以上を廃棄することを決めた。写真は韓国のマスクを求める行列。

2020年3月5日、韓国・ニュース1によると、アルバイト男性の「不適切な行動」が物議を醸した韓国のマスクメーカーが、マスク1万枚以上を廃棄することを決めた。

記事によると、事の発端は今月3日にさかのぼる。韓国のマスクメーカー・WELKEEPSで勤務するアルバイト男性がSNSに未包装のマスクを素手で触り、頬にこすりつけている動画をアップした。これがインターネット掲示板を中心に広まり、「非衛生的だ」と批判を浴びていた。

これを受け、同社のパク・ジョンハン代表はホームページを通じて「当日生産した全てのマスク対して出庫保留措置を取り、監視カメラの映像を元に前後2時間ずつ計4時間の生産製品を廃棄する」と明らかにし、「お客様に心からおわび申し上げる」と謝罪したという。廃棄量は1万枚以上に上るとされている。

これを受け、韓国のネット上では「マスク1枚が貴重な時期に何やってるんだ」「マスク3枚買うために何時間も並ばなきゃならないのに…」「こんなやつのせいでマスク供給に支障が生じた。顔を公開すべきだ」「代表は当該アルバイトを告発すべき」と当該アルバイト男性に対する非難が相次いでいる。

一方、会社に対しては「価格も良心的な会社。応援する」「ミスはミスだけど、今回は大目に見るから頑張ってほしい」「迅速で徹底した(事後対応の)姿。信じてます」など励ましの声が送られている。

あるユーザーからは「全部許してあげるから、その1万枚を僕にください…」と切実なコメントも寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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