Record China 2020年3月26日(木) 8時0分
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24日、韓国・中央日報は「『国境開放』の原則を頑なに守り続けている韓国が新型コロナウイルスの避難所となっているという懸念が出ている」と報じた。写真は韓国の仁川国際空港。
2020年3月24日、韓国・中央日報は「『国境開放』の原則を頑なに守り続けている韓国が新型コロナウイルスの避難所となっているという懸念が出ている」と報じた。記事は「新型コロナウイルスが爆発的に拡散している状況の中、当面は防疫のために国境を遮断するという全世界的な流れに、(韓国が)逆行する措置を頑なに守り続けているからだ」と指摘している
記事によると、韓国政府は24日現在、中国・武漢を除いて全面的な入国禁止措置を取っていない。23日は8941人が入国し、このうち韓国人は7057人、外国人は1884人だったという。一方、24日現在、137の国と地域が韓国からの外国人の入国を認めていないという。
記事は「政府は韓国の企業人たちの海外での活動を保障するために開放の原則は固守しなければならないという立場だが、世界では韓国の企業人たちの入国自体を認めていない」と指摘している。
また、同国の外交部当局者は「無条件に国境を遮断することは、患者にすぐさまメスを入れるのと同じで、がんの標的治療を行うようなものだ」と話しているというが、記事は「『それならば、あえて韓国ががん病棟にならなければならない理由はどこにあるのか』という反論が出ている」と伝えている。
これに、韓国のネットユーザーからは、「国内の感染者が少なくなっているのに、感染した外国人が韓国に入ってきたらまた感染が広がってしまう」「感染者が増えないかと心配になる。早く終息するように、空港、港湾は封鎖して」「韓国がさらに危機に陥るのではないかと心配だ」などと不安の声が上がっている。
また、「どうか、自国民のことを第一に考えて」「入国禁止にすべきだ」「現実を見るべき。どの国が韓国の企業人を受け入れるだろうか」と方針転換を訴える声も。
その他「帰る場所があるということに感謝しなければならない」というコメントも寄せられている。(翻訳・編集/関)
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2020/3/25
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