人民網日本語版 2020年2月28日(金) 21時10分
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英国のブランド・ファイナンス社は25日、世界上位60カ国のソフトパワーに関する最新の研究報告書「世界ソフトパワーランキング2020」を発表した。写真は上海の「深坑ホテル」。
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英国のブランド・ファイナンス社は25日、世界上位60カ国のソフトパワーに関する最新の研究報告書「世界ソフトパワーランキング2020」を発表した。トップ5は米国、ドイツ、英国、日本、中国となった。科技日報が伝えた。
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ソフトパワーの重要性は近年、多くの人から認められ・重視されている。しかしその具体的な中身と定義については、世界各国の政治家、学者、経営者などによって理解が異なる。ブランド・ファイナンスはソフトパワーの定義を、一国が強制的な手段ではなく引き付けまたは説得により、国際社会における各行為者(国、企業、社会、公衆など)の選択傾向と行為に影響を及ぼす能力としている。同社はビジネスと貿易、ガバナンス体制、国際関係、文化と遺伝、メディアと情報発信、教育と科学、民族と価値観をソフトパワーの7大重要支柱としている。知名度、影響力、国際的な信頼などを、一国のソフトパワーの最も重要な評価指標としている。アンケート調査によって得られた100数カ国の5万5000件以上のデータを収集・整理・分析した。
同社のデイビッド・ヘイCEOによると、同社は毎年の「国家ブランド」報告書の研究経験を踏まえた上で、今年初めて「世界ソフトパワーランキング2020」を発表した。ヘイ氏は、長年の研究により、英国など多くの国が過去数十年の発展で、ソフトパワーの強化と維持によって利益を受けていることが分かったという。
スペイン・マドリードのIEビジネススクールの教授を担当する世界のオピニオンリーダーのピーター・フィスク氏は「中国はまだ5位にとどまっているが、急上昇しており、現在の影響力指標は米国に次ぐ2位だ。中国の世界ランキングは今後10年で2位もしくは1位に浮上する可能性が極めて高い」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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