中国人はなぜ中国人をおとしめるのか―中国メディア

Record China    2013年10月31日(木) 22時50分

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29日、中国の社会・経済情報サイト、九個頭條網は「中国人はなぜ中国人を苦しめるのか」と題した記事を掲載した。写真は北京のバス停で起きた中国人同士のけんか。

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2013年10月29日、中国の社会・経済情報サイト、九個頭條は「中国人はなぜ中国人を苦しめるのか」と題した記事を掲載した。以下はその概要。

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内部闘争は中国人の劣悪な民族性を表しているという人がいる。こうした考えは適切ではなく、誹謗(ひぼう)中傷になるかもしれない。内部闘争であれ、外部闘争であれ、その目的は私利私欲だ。はっきり言えば、物質的にも精神的にも貧しいのだ。ここ数年、中国人の「内部闘争」は目に余るものがある。その主なものをここに紹介しよう。

2011年3月、広東省深セン市の警察が「河南省人の犯罪集団を断固として撲滅する」「河南省人の犯罪を告発し、逮捕に結びついた者に賞金500元(約8000円)」と書かれた垂れ幕を街中に掲げた事例では、「河南省出身者に対する差別を助長する」として、世論の批判を招いた。

今年10月8日、中国の大学入試で雲南省トップの成績を収め、香港大学を卒業した女性が香港で交通事故により亡くなった。この事故のネット報道に2900人以上の香港人ユーザーが「いいね」を押し、香港の大学で学ぶ中国本土人を「イナゴ」と呼び、嘲笑した。

スペイン・バルセロナ市内に最近オープンした中国人経営の衣料品店は、「中国人の入店お断り」の大きな看板を掲げている。同店の店主は、「商品価格の偵察が目的で来店する中国人を回避するため」と説明した。

今年9月、台湾の阿里山を観光していた中国人ツアー客が、タバコのポイ捨てや痰吐き、大声で歌うなどの行為を台湾人観光客に注意され逆上。3人がかりでこの台湾人観光客に暴行を加えた。この時、ツアーの添乗員・王(ワン)さんは「何が悪い!中国ではみんなこうだ」と怒鳴ったという。この事件は中国と台湾で大きく報道されたが、王さんは「事実は全く逆だ」と真っ向否定。台湾人観光客が最初に王さんの服をつかみ、「中国人は出ていけ!」と暴言を吐いたと主張している。(翻訳・編集/本郷)

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