WHO、新型コロナウイルスの危険度を最高レベルに引き上げ

CRI online    2020年2月29日(土) 19時5分

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スイスのジュネーブで現地時間28日、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルス感染症をめぐる記者会見を開きました。その中で、テドロス・アダノム事務局長は「多くの国で感染が拡大し、一部の国は深刻な状況に陥っている。そのため、このウイルスの世界全体での危険性評価を、これまでの『高い...

 スイスのジュネーブで現地時間28日、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルス感染症をめぐる記者会見を開きました。その中で、テドロス・アダノム事務局長は「多くの国で感染が拡大し、一部の国は深刻な状況に陥っている。そのため、このウイルスの世界全体での危険性評価を、これまでの『高い』から最高レベルに当たる『非常に高い』へと引き上げる」と明らかにしました。

 WHOはまた、デンマーク、エストニア、リトアニア、オランダ、ナイジェリアで初めての感染症例が発見されたことを発表しました。

 WHO健康危機管理プログラム責任者のマイケル・ライアン博士は、「ウイルスの蔓延と影響力について危険度を最高レベルに引き上げはしたが、その目的は人々を驚かせることではない。現実を把握し、しっかりと備えをするよう注意喚起するためである」と強調しました。(提供/CRI

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