韓国慶尚北道浦項市にある浦項医療院が、新型コロナウイルス感染症の専門病院に指定された後、看護師16人が一斉に辞表を提出し、無断欠勤を続けているとする情報がインターネット上で拡散していることについて、中国メディアの環球網は2日付で配信した記事で、「事実とは異なるようだ」と伝えている。

記事が、韓国メディアのニューシスの2日付報道を引用して伝えたところによると、看護師らは新型コロナウイルスを理由に辞表を提出したわけではなく、16人のうち12人は1月末に、残りの4人も2月末に、公務員受験や転業、結婚・妊娠を理由に病院を辞めることになっていた。

だが感染症が発生したことを受け、看護師らは退職時期を先送りし、現在も勤務している人もいるという。

この「真相」を受け、中国のSNS上では、「そういうことだったのね」「デマ腹立つ」「この看護師さんたちに、お疲れさまとありがとうを言いたい」などの声が上がっていた。（翻訳・編集/柳川）