Record China 2013年11月5日(火) 15時34分
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3日、中国・広州から武漢行きの高速列車の中で販売された弁当にカビが生えていた。この弁当は10月10日に製造され、「常温保存90日可能」と表記されていた。
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2013年11月3日、中国の高速列車の中で販売されていた弁当にカビが生えていた。高速鉄道側は鉄道局の規定により、弁当を購入した乗客に代金の10倍を返却。だが、この弁当の製造月日と消費期限が問題になっている。4日付で武漢晩報が伝えた。
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3日午後6時ごろ、広東省広州市から湖北省武漢市に向かう高速列車G1014便11号車の乗客11人が、1個35元(約560円)の牛肉弁当を購入した。乗客の1人が弁当の箱を開けたところ、白いご飯の上にカビが2カ所あるのを発見。「弁当にカビが生えてる!」と大声で叫んだため、他の乗客も食べるのをやめた。
弁当の外装には「2013年10月10日製造」と「常温保存90日可能」の文字があった。「弁当が常温で90日も保存できるか!」「こんな弁当、食べられるわけない」と乗客は大憤慨。
高速列車内での食事提供を請負っている武漢鉄道局旅行服務公司の責任者によると、同社が販売している弁当は主に冷凍保存されたものと常温保存の2種類。前者の消費期限は24時間、後者は90日で、常温保存90日は国家衛生部の認可を受けているという。カビが生えた原因については、「充填されていた不活性ガスが運搬の途中で漏れた可能性が高い。同様の事例はこれまでにも発生している」と話している。
同社は問題の弁当を購入した乗客11人に対し、消費者法の「10倍補償」規定に基づき、総額3850元(約6万1600円)を返金した。(翻訳・編集/本郷)
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