1歳児がマンション26階から現金30万円ばらまく!―中国

Record China    2020年3月9日(月) 21時30分

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中国貴州省遵義市で6日、マンションの上層階から大量の紙幣が降ってくる騒動があった。

中国貴州省遵義市で6日、マンションの上層階から大量の紙幣が降ってくる騒動があった。中国メディアの新京報などが8日付で伝えた。

報道によると、マンションの敷地内に植えてある木に大量の100元(約1500円)紙幣が引っかかっているのを住人らが発見した。現場で撮影された動画には、興奮しながら木を揺らして紙幣を落とす男女が映っている。中国には、神話の「揺らすと金が落ちてくる木」が元になった“揺銭樹(金のなる木)”という慣用句があるが、正に“揺銭樹”が現実になったような出来事だ。

騒動を受け、管理人が調べたところ、26階に住む1歳の子どもが、寝室に隠してあった2万元(約30万円)を見つけ、窓から外にばらまいたことが分かった。紙幣は木のほかにも、他の部屋のひさしなどあちこちに散乱。管理人や住人らの協力によって、最終的に1万6000元(約24万円)余りを回収できたそうだ。

中国のネットユーザーからは、「(子どもに対して)よくやった」「なんていたずらっ子なんだ(笑)」「小さいうちから『施し』の心があるとは。大きくなったら『カネより正義』の良い人間になりそうだ(笑)」などと冗談めかしたコメントが寄せられる一方、「この家は安全に問題がありそうだ」「親はしっかりと子どもを見ておいた方がいい。お金は大した問題じゃない。子どもの安全が第一」「子どもが落ちなくて本当に良かった。こういうニュースを見るとドキッとする」などの声が多数寄せられた。

また、中国では近年、建物の上層階から子どもらが物を落とす事件が相次いでいることから、「次は何を落とすのやら」「子どもが外に物を投げる行為は絶対に止めさせないといけない」「紙幣ならまだ良かった。もし変なものを落としていたらと思うと怖ろしい。前はハサミを投げ落としたという報道もあった」などと危惧する声も上がっている。(翻訳・編集/北田

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