日本俳優連合が政府に生活保障を訴える、中国ネット「中国の俳優はだいぶ裕福」

Record China    2020年3月10日(火) 21時30分

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日本俳優連合は5日、新型コロナウイルス感染症対策に関して、内閣と厚生労働省へ俳優の生活を保障するよう求める要望書を提出したことを明らかにし、中国ネットでも話題になっている。

日本の俳優約2600人が加入している協同組合、日本俳優連合は5日、新型コロナウイルス感染症対策に関して、内閣と厚生労働省へ俳優の生活を保障するよう求める要望書を提出したことを明らかにした。中国ネットでも話題になっている。

日俳連は要望書で、政府が大規模なイベントなどの自粛を要請していることに言及。俳優はキャンセルを受け入れているが、「キャンセル料などの話し合いには到底至らないケースが多く、生活に困窮する事態が見えている」とした。

さらに、俳優は政府が打ち出した支援策「学校の臨時休校に伴う雇用調整助成制度の拡充補完対策」および「事業者を対象とする資金繰り支援の貸付」の対象になっていないと説明。「仕事と収入の双方が失われ、生きる危機にひんする事態」であるとし、雇用・非雇用の別なく、文化と芸能界を支える俳優へ配慮するように訴えている。

中国メディアの新浪娯楽が、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でこれを伝えると、ネットユーザーからは、「日本の俳優はそんなに収入が少ないの?」「日本の俳優は大変だ」「中国の俳優は他国の俳優よりもだいぶ裕福な気がする…」「中国の一部の俳優は10年仕事をしなくても食うに困らない」など、両国の違いを比較する声が相次いで寄せられた。

また、日本の俳優が困窮する理由について、「小さな国の演劇界の悪いところだ。人(観客やファン)が少ないからどうしようもない。われわれのように、何億人が1人のスターを何代も養うということができない」「日本のドラマは短すぎる。1シリーズ9~11話しかない(中国では数十話あるドラマが多い)」という見方も出ている。

この他に、「菅田将暉さんが稼げなくなったら教えてください。私が養います」などと心配するファンのコメントもあった。(翻訳・編集/毛利)

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