Record China 2013年11月8日(金) 0時4分
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7日、朝鮮中央通信社は、国家体育指導委員会の張成沢・委員長が6日、同国を訪れている日本の特定非営利活動法人「スポーツ平和交流協会」の理事長であるアントニオ猪木参院議員および、松浪健四郎理事長率いる日本体育大学の代表団らと会談したと報じた。写真は平壌。
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2013年11月7日、朝鮮中央通信社は、国家体育指導委員会の張成沢(チャン・ソンテク)・委員長が6日、同国を訪れている日本の特定非営利活動法人「スポーツ平和交流協会」の理事長であるアントニオ猪木参院議員および、松浪健四郎理事長率いる日本体育大学の代表団らと会談したと報じた。米華字メディア・多維新聞が伝えた。
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朝鮮の公式メディアは、張氏について「体育指導委員会の委員長」としか伝えなかったものの、張氏が金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の叔父であり、国防副委員長を務める北朝鮮の事実上のナンバーツーであることは周知の事実である。一方、猪木氏が日本の有名な右翼勢力である日本維新の会に所属していることも有名だ。日本の右翼勢力が中国に対する挑発行為を続け、日中間が一触即発の緊張状態にある中、実力者の張氏が中国の敵と大胆にも会談を行った背景に、深い意味が潜んでいることは明らかだ。
4日に北朝鮮を訪問した中国の武大偉(ウー・ダーウェイ)・朝鮮半島事務特別代表は、数日前にはアメリカを訪れ、6カ国協議再開に向けた打開策を調整していた。この度の訪朝の目的は、アメリカ側が示した再開条件を北朝鮮側に伝え、約5年にわたり中断している6カ国協議の再開について話し合うことである。中国はすでに、コロコロ変わる北朝鮮の態度に何かしらの手を打とうと決意しており、6カ国協議の再開に向けて、アメリカと北朝鮮を幾度となく行き来している。
アナリストは「中国は北朝鮮に対し、妥協するよう圧力をかけ続けており、韓国とも連携して北朝鮮の核の脅威を抑え込んでいる。張氏は日本との特別な友好関係を見せることで、日本と手を組むという選択肢もあることを中国に伝え、『韓国と連携して北朝鮮を見離すな』と警告している。つまり、北朝鮮は日本を利用して、中国の圧力に対する不満を示しているのである」と指摘した。(翻訳・編集/XC)
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