フィリピン客船、中国と主権争いの海域で座礁=中国メディア「自国の海域で救助作業」を強調―南沙諸島

Record China    2013年11月8日(金) 13時36分

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8日、中国海事局は公式サイトで、ベトナム・ハイフォン市発、フィリピン・セブ市行きの客船が南沙諸島(スプラトリー諸島)の永暑礁東北方向約7.6カイリのところで座礁したため、中国の公船が救助を行ったと明らかにした。資料写真。

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2013年11月8日、国際在線の報道によると、中国海事局は公式サイトで、ベトナム・ハイフォン市発、フィリピン・セブ市行きの客船が南沙諸島(スプラトリー諸島)の永暑礁東北方向約7.6カイリのところで座礁したため、中国の公船が救助を行ったと明らかにした。

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座礁した客船はフィリピン籍の船で、当時7人の乗組員以外に乗客は乗っていなかった。南沙諸島は中国のほか、ベトナムやフィリピンなども領有権を主張しており、永暑礁は中国が実効支配しているものの、ベトナムや台湾も主権を訴えている敏感なエリア。それもあってか、中国メディアの報道では、同国の海域でフィリピン客船が座礁し、国際的な取り決めや中国の法律に基づき事故の調査と現場の監督を行ったと強調している。

報道によると、3日間にわたる救助作業の末、今月4日に座礁した水域からの脱出に成功し、目的地に向け再出発したという。(翻訳・編集/内山

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