韓国の有名歌手、コンサート会場へ行くのに救急車を利用し物議=ネット「開いた口がふさがらない」

Record China    2021年11月12日(金) 22時40分

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11日、韓国・中央日報によると、韓国のある有名歌手に「救急車で講演会場まで移動した」との疑惑が浮上し、物議を醸している。写真は日本の救急車。

2021年11月11日、韓国・中央日報によると、韓国のある有名歌手に「救急車で講演会場まで移動した」との疑惑が浮上し、物議を醸している。

記事によると、疑惑が持ち上がっているのは、1980年代にデビューしたフォークグループのメンバー。先月30日、ソウル近郊の京畿道南楊州で開かれた野外コンサートに参加した際、会場まで民間救急車で移動した。当時は週末だったため道路はかなり渋滞していたという。

同メンバーはこの日、知人の結婚式に出席し、その後「熱が出て、血圧が上がり具合が悪い」として救急車を呼んだ。当初はソウル市内の病院に向かっていたが、途中で急に行先を南楊州のコンサート会場に変更した。

これについて、同メンバーは「救急車に乗って病院に移動中、体調が良くなったので行き先をコンサート会場に変更した」と説明。マネジャーは「体調が回復したのに、道路のど真ん中で降りなければならないのか」と話したという。

なお同メンバーは救急車に乗った際、南楊州市と主催者に対し「健康上の理由で遅れる」「参加をキャンセルする」などの連絡はしていなかったという。

応急医療法によると、民間救急車でも応急患者の移送目的以外の使用は禁止されている。違反した場合、1年以下の懲役また1000万ウォン(約96万4000円)以下の罰金刑に処すことができる。

これに韓国のネット上では「途中で回復したのなら降ろしてもらうのが普通じゃない?」「釈明に開いた口がふさがらない」と大ブーイングが起こっており、「厳罰が必要」「法に違反して国民に被害を与えた。歌手協会はそのメンバーの認定を取り消して処罰すべき」という厳罰を求める声も多い。

また「民間救急車のドライバーに聞いたけど、こんなふうに救急車を利用する人は多いらしい。本当に急を要する人が乗っていたとしても、今後は救急車のために道を譲りたくない」「救急車のドライバーや救急隊は、基本的に患者の症状を把握できる能力がある。つまり、今回は分かってて黙認・搬送したのだろう」などのコメントも寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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