2013年11月13日、鳳凰網は記事「リッピがキム・ヨングォンを成長させたと韓国メディア、ファンは“中国のような三流リーグにいるべきではない”とコメント」を掲載した。

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中国の広州恒大クラブは今年、AFCチャンピオンズリーグ（ACL）優勝を果たした。中国勢のACL優勝は初で、低迷が続く中国サッカーにとっては久々の明るい話題となった。広州躍進の原動力となったのは大金を投じて呼び寄せた名将リッピ監督と外国人選手たち。その外国人選手の一角を韓国人ディフェンダー、キム・ヨングォンが担った。

キム・ヨングォンはJリーグのFC東京でデビュー。大宮アルディージャを経て広州恒大に移籍。主力として活躍した。リッピ監督からは「まるで息子のように思っている」と厚い信頼を勝ち取った。

キム・ヨングォンもリッピ監督はトレーニングは厳しいが普段はおじいちゃんのような笑顔を浮かべていると語った。「イタリア人は韓国人と似ていて、急に怒り出したり逆に冷たくなったりするものだと思ったけど、1年半一緒にみてそんなに変だとは思いませんでした。普段の生活では普通のイタリアのおじいさんですよ」と話している。

さて韓国のサッカーファンもキム・ヨングォンの成長を認めているが、その一方で中国サッカーをバカにすることも忘れていない。「リッピという偉大な監督の下でキム・ヨングォンは大きく成長した。リッピは中国のような三流リーグにいるべきではない。韓国代表を率いるべきだね」との声が上がっている。（翻訳・編集/KT）