習近平国家主席はこのほど、フランスでの新型コロナウイルス肺炎の感染拡大を受けて、マクロン大統領に電報を送り、中国政府と中国人民を代表して、フランス政府とフランス国民への心からの慰問の意を伝えました。

　習主席は電報の中で、「互いに助け合い、苦難を共にするということは、中仏両国の良き伝統である。フランス政府と社会各界が、新型肺炎と全力で戦う中国を支持し、慰問の意を示してくれたことに感謝している」とした上で、「公衆衛生上の安全は、人類が直面する共通の課題だ。中国政府と人民は、フランスの新型肺炎との戦いにおける努力を断固支持する。フランスとの協力を深め、助け合って、共に勝利したい。中仏両国は国連安全保障理事会の常任理事国として、全人類の生命の安全を守るという重要な責任を共有している。中国はフランスと共に感染予防・抑制の国際協力を推し進めるとともに、国連や世界保健機関（WHO）が世界の公衆衛生ガバナンスにおいて中核的役割を果たし、『人類衛生健康共同体』を構築していけるよう支持していきたい」と示しました。

　習主席はまた、「中国はフランスとの関係発展を非常に重視している。マクロン大統領と共に努力し、感染予防・抑制と二国間関係の各項目の活動を統一的に配置し、新型コロナウイルス対策という試練を乗り越えて、両国の全面的戦略パートナーシップを引き続き発展させていきたい」と強調しました。（提供/CRI）