外交部の耿爽報道官は25日北京で、「現在、中国は国内のニーズを満たすと同時に、中国にある各海外企業の医療物資の購入ニーズにできる限りの便宜を図っていく。いくつかの国は中国企業と契約を結んでいる。商品には検査キット、マスク、防護服、ゴーグルなどが含まれている」と明らかにしました。

　耿報道官は、「新型肺炎の発生後、中国は一貫して、国際社会は共同で開放的な世界経済システムを維持し、全世界のサプライチェーンと産業チェーンを安定させていかなければならないと主張している」と示しました。

　耿爽報道官はまた、「中国は対外貿易を制限することなく、秩序的な輸出を奨励している。現在、ギリシャ、ハンガリー、イタリア、日本、ポルトガル、ロシア、イギリスなどの国がすでに中国企業と購入契約を結んだ。これらの企業にはできる限りのサービスを提供していくほか、中国は積極的に世界保健機関（WHO）に防護物資を提供し、他国の感染防止を支持している。また、WHOは中国に『世界防疫のため、医療物資を購入したい』との要望を出し、中国は速やかにWHOと一回目の供給契約を交わした」と示しました。（提供/CRI）