「中国より早く米国でコロナ発生の可能性」と米CDC、中国外交部の「冷静かつ科学的」な対応をネット称賛

Record China    2020年12月3日(木) 18時20分

拡大

2日、人民日報のニュースアプリ・人民日報客戸端は、米CDCが「中国よりも早く米国で新型コロナウイルス感染者が発生した可能性」に言及したことについて、中国外交部の反応を報じた。写真は上海浦東国際空港。

2020年12月2日、人民日報のニュースアプリ・人民日報客戸端は、米疾病予防管理センター(CDC)が「中国よりも早く米国新型コロナウイルス感染者が発生した可能性」に言及したことについて、中国外交部の反応を報じた。

記事は、2日に行われた同部の記者会見で、ある記者から「CDCの研究員が先日発表した研究結果で、昨年12月中旬に新型コロナウイルスが米国で出現していたことが示された。これに中国のネットユーザーの多くが『中国こそ世界に新型コロナの警鐘を鳴らし、世界の多くの国に防疫物資をもたらした』と称しているが、中国政府としてどう考えるか」と質問が出たと伝えた。

そして、この質問に華春瑩(ホア・チュンイン)報道官が「新型コロナが世界のさまざまな地点で感染爆発したということを、今回のCDCによる研究結果が改めて証明した。そしてまた、新型コロナの感染源遡及作業は科学的な作業であり、世界的な範囲にて科学者が科学的な姿勢で行わなければならないことも説明している」とコメントしたことを紹介している。

この件について中国のネットユーザーは「(われわれは)反撃の手掛かりをつかんだようだ」「現在、わが国の政府は重大な危機への対処で、最も冷静かつ科学的で、大局観を持って当たっている。安易に世論に流れたりしない。これこそ政府の執政能力というものだ」「欧米人は、『中国人はみんな政府に洗脳されているからそんなこと言うんだ』って言いだしそう」「10年後、2020年の新型コロナはわが国の社会医療体系が大部分の欧米諸国を超越したターニングポイントになったと言われるようになるだろう」といったコメントを残した。(翻訳・編集/川尻

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携