米駐中国大使が辞任へ、中国外交部が業績を評価―米メディア

Record China    2013年11月21日(木) 12時1分

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20日、米国のゲイリー・フェイ・ロック駐中国大使は、辞任する意向を今月初旬にオバマ大統領に伝えたとする声明を発表した。写真はロック大使。

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2013年11月20日、米AP通信によると、米国の駐中国大使・ゲイリー・フェイ・ロック(駱家輝)氏は同日、大使を辞任する意向を今月初旬にオバマ大統領に伝えたとする声明を発表した。ロック大使は2014年初めには辞任するとしており、在任期間は2年半で終了することになる。人民日報(電子版)が伝えた。

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中国系3世のロック氏は2009年にオバマ大統領とともに中国を訪問し、その後2010年に貿易代表団を率いて中国を再び訪問。2011年8月、中国系米国人として初の駐中国大使となった。大使は声明の中で「駐中国大使館や領事館で働くことができたことを誇りに思う」とした上で、在任中に米国の対中輸出が増えたことや、それによって中国の在米投資が促進されたこと、米中間のビザ取得までの時間が短縮できたことなどに触れた。

ロック大使の辞任について、中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は20日午後の定例記者会見で、大使は米中間の交流や協力において積極的な役割を果たしたとその業績に称賛の意を表した上で、6月には習近平(シー・ジンピン)国家主席が訪米し、オバマ大統領とのトップ会談が実現したことで、米中による新たな大国関係が確立されたと評価した。(翻訳・編集/岡田)

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