生後19日の赤ちゃん、葬儀場で「生き返る」!?当局は病院の誤診と判断し処分―安徽省

Record China    2013年11月22日(金) 10時56分

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21日、中国新聞網によると、安徽省衛生庁の公式サイトは20日、同省病院の誤診により、新生児が葬儀場に運ばれる事態が発生したと明らかにした。資料写真。

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2013年11月21日、中国新聞網によると、安徽省衛生庁の公式サイトは20日、同省病院の誤診により、新生児が葬儀場に運ばれる事態が発生したと明らかにした。

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同庁の調査によると、先月28日、省内の「省立児童病院」は、生後19日の赤ちゃんに「肺炎や脳に損傷がある」などと診断。同院での治療期間中、赤ちゃんの親は上海市の専門家に子供の状態を相談したが、先天性の奇形で手術はできないと告げられた。今月12日には、親が退院を要求後に赤ちゃんを置き去りにして姿を消したという。その後も病院では治療が行われたが、18日に病状が悪化し病院側は死亡と判断。20日に同省合肥市の葬儀場に運ばれたが、職員は赤ちゃんがまだ生きていることに気付き、すぐに病院に搬送。現在赤ちゃんは呼吸や心拍が不安定で、非常に危険な状態にあるという。

安徽省衛生庁は21日、緊急会議を開き、同案件は深刻な誤診で、悪質と判断。主な原因に担当医が著しく職務を怠慢し、管理がずさんだったと指摘。同病院に対し直ちに赤ちゃんの治療チームを組織するよう指示したほか、責任者や当事者に対し医師免許の剥奪といった処罰を決定。さらに、同案件を教訓とし、管理や医師の教育をさらに強化するよう省内の関連機関に呼びかけた。(翻訳・編集/内山

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