中国有名ビデオブロガーのリー・ズーチーが作る春の弁当が話題に

中国では旧暦3月3日（今年は3月26日）は「女児節（女の子の日）」で、古くからあるロマンチックな祭日だ。今月1日、海外でも人気の四川省のビデオブロガー・李子柒（リー・ズーチー）さんはそんな春の新作動画を投稿した。動画を見ると、真っ赤な服を着た李さんが季節の花々を摘み、馬に乗って家に帰り、摘んできた花を使っておいしそうな料理を作っている。あるネットユーザーは、「春の陽気の中、草花が美しいこの動画を見ると、『クラウド花見』もできるし、『クラウドピクニック』もできてしまう」との声を寄せている。人民網が報じた。

料理が得意な李さんは、春にはモモの花の酒を作り、見る人を思わずウットリさせている。今回アップされた動画では、李さんは真っ赤な服を身にまとって馬に乗って菜の花畑を走っており、家に戻ると、ナシの花入りの卵焼き、モモの花が添えられたヤマイモ団子、揚げたハクモクレンの花びら、シャクヤクの花びらで包まれたおにぎり、サクラの花が入ったゼリーなど、摘んできた花々を使って美しい料理を次々に作っている。そして、それらの弁当を手に、おばあちゃんと一緒にピクニックに出かけており、まさに絵の中の風景のような美しいシーンが次々登場している。

ネットユーザーからは、「動画を見ているだけで、花の美しい香りが漂ってくるようだ」、「馬に乗って花を摘みに出かけ、美しい景色広がる野原で弁当を食べる。重要なのはその味ではなく、その美しさに心を奪われる。これこそがみんなが夢見る田舎暮らしだ」などの声を寄せている。（編集KN）