中国人記者が見た、米国人のマスクに対する認識―中国メディア

Record China    2020年4月5日(日) 12時30分

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中国国営新華社通信は1日、新型コロナウイルスの感染者数が世界最多となった米国について、「記者手記:米国人はマスクをどのように見ているのか」と題する記事を掲載した。資料写真。

中国国営新華社通信は1日、新型コロナウイルスの感染者数が世界最多となった米国について、「記者手記:米国人はマスクをどのように見ているのか」と題する記事を掲載した。

記事はまず、米海軍の病院船がマンハッタンに来た先月30日の状況を取り上げ、「埠頭でその光景を眺めた市民の多くがマスクを着用していなかった」と指摘。「感染拡大の発生以降、政府や医療界は『医療従事者や感染者でなければマスクを着ける必要はない』というメッセージを公衆に伝えている」と述べ、それゆえニューヨークでは感染者が確認されていなかった2月、マスク姿の地下鉄利用者が「ウイルスを持っている」として襲撃されたと説明した。

そして、「米疾病対策センター(CDC)は先月30日まで、『一般の人がマスクを着ける必要はない。顔をより頻繁に触るようになり、感染リスクが増すからだ』と表明していたが、その翌日に状況に変化があった」とし、CDCは一般市民の公共の場でのマスク着用について「提案することを考えている」と表明したと指摘。その上で、「たとえ米政府が公共の場でマスクを着けるよう呼び掛けても、人々がすぐに反応することはない。今もニューヨークのセントラルパークで多くの人がマスクをせずにジョギングしているのがテレビ画面から分かる」などと伝えた。

記事は、マスク供給が1つの問題要素になっているとの考えを示し、「米国、特にニューヨークの医療従事者は極度の防護装備不足に直面している。多くの医師や看護師がやむを得ず、使い捨てマスクを繰り返し使っている。小売店では早くに売り切れていて、ネットでの注文もかなりの時間、待たねばならない。市民が家でマスクを手作りしたというニュースがよく報じられるが、その防護効果がどのくらいなのか、評価することは難しい」と論じた。(翻訳・編集/野谷

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