両目くり抜かれた男児が義眼装着、失明の現実を受け入れる―中国

Record China    2013年11月25日(月) 17時57分

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22日、広東省深セン市の病院が会見を開き、両目をくり抜かれた男児がオーダーメイドの義眼を装着したことを明らかにした。

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2013年11月23日、羊城晩報によると、広東省深セン市の病院が22日会見を開き、両目をくり抜かれた男児がオーダーメイドの義眼を装着したことを明らかにした。

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今年8月24日、山西省臨汾市汾西県で6歳男児の両目が何者かにくり抜かれ、残虐な犯行に国内外のメディアが注目した。警察は事件後の8月30日に自殺した被害男児の伯母(父親の兄の妻)にあたる張会英(ジャン・フイイン)を容疑者と断定したが、張容疑者の家族や被害に遭った男児の両親もこれに大きな疑問を抱いている。

会見で男児の担当医は「義眼の手入れは簡単で、月に1度取り出し洗浄、年に1度大きさを調整すれば良い」と紹介。さらに、男児のために心理カウンセラーやリハビリスタッフを深センと香港から招き、定期的にケアしていることも明かした。男児は失明の現実を受け入れているのかとの質問に、院長は「失明する前に学校の先生にほめられたことを話し、これからも先生にほめられるよう頑張ると語っている。自分の境遇を受け入れてなお挑戦する意欲を見せている」と語った。

深セン市の支援団体は募金口座を設立しており、集まった募金は男児の今後の教育や生活、治療などに充てられるという。(翻訳・編集/内山

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